きょうりゅうかぞくの大ピンチ 名古屋市立陽明小学校 1年 宮本 凜 ドラマチックで壮大な物語。地球が寒くなってきょうりゅうがぜつめつしたのですが、あるきょうりゅうかぞくは穴を掘り、食料を貯めて冬眠。現代、学者がみつけて家族は目をさまして動物園にいるという、ワクワクする話。冬眠に入るときの描写も細かく書かれ、なにより、大昔と現代にまたがるという展開もロマンがあふれています。 (藤 真知子) 朗読:ゴマモトダイ(人形劇団あっけらかん)
僕とノンプレイヤーキャラクター 名古屋市立大高小学校 6年 船橋美羽 ゲーム・仮想世界という現代っぽいテーマで書かれており、入り込んで読むことができました。その世界に対する主人公の憧れや街の雰囲気が上手に表現できています。ラストのどんでん返しにも驚かされました。思わず読み終わった後に何度も前半を読み返してしまいました。自分の正体を知ってからのNPCの葛藤や活躍にも想像が膨らみます。 (棚園正一) 朗読:池戸慎之助(巣山プロダクション)
一日に9999回回る家 名古屋市立汐路小学校 5年 片岡玄流 タイトルにまずインパクトを感じました!内容も発想が素晴らしく、ユーモアがあり、新作落語みたいなナンセンスさがとても面白かったです。”家が回っている”そんな奇想天外な様子を絵として思い浮かべながら読みました。メリーゴーラウンドにしたりYouTuberに紹介される展開も楽しいですね!ところで家が回る目的は何だったのでしょう?そこが大事な部分ではないのですが、つい知りたくなってしまいました。 (棚園正一) 朗読:山内庸平