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公園ジャングル

公園ジャングル 名古屋市立笹島小学校 2年 伊神 かれん 公園こうえんがジャングルで、ネコがトラで、カラスがオウム、スズメがチョウで、ゆうぐがはっぱゆうぐ。こんなだったら楽たのしいなという夢ゆめがいっぱいつまっていて、ワクワクが伝つたわってきます。ジャングルの池いけでみんなと一緒いっしょにわたしもお水をのむのも楽たのしそうです。読よんでいて思わず笑顔えがおになる作品さくひんです。 朗読:ゆみだて さとこ

ピーマンのにくづめ

ピーマンのにくづめ 名古屋市立大和小学校 1年 海付 果俐 ピーマンの感情かんじょうがとても丁寧ていねいに書かかれていて、いつの間まにか自分じぶんがピーマンになったつもりで読よんでいました。 人間以外にんげんいがいの視点してんで語かたられる物語ものがたりは他ほかにもあったのですが、ただ‟食たべれるようになって美味おいしかったです”で終おわるのではなく、最後さいごに幸しあわせそうな家族かぞくの姿すがたが思おもい浮うかぶのが良よかったです。 朗読:佐々木 和代

りゅうとユリの花

りゅうとユリの花 蒲郡市立蒲郡南部小学校 2年 小田 千咲葵 りゅうが空そらで努力どりょくしている情景じょうけいがきれいに浮うかびます。色いろの付ついたようせいたちとユリの花はなの取とり合あわせも楽たのしく、絵本えほんになったときのイメージを持もつことができました。ようせいたちがりゅうに何なにを伝つたえたかったのかが分わかるように書かけると、さらに良よいと思おもいました。 朗読:松山 理映

パパはようせい

パパはようせい 名古屋市立楠西小学校 2年 祖父江 花 こんな主人公しゅじんこうの女おんなの子こがいたらパパはメロメロですね。そして学校がっこうの先生せんせいの優やさしいキャラクターも印象的いんしょうてきです。会話かいわにリアリティが感かんじられ、主人公しゅじんこうの気持きもちの移うつり変かわりも伝つたわるものがありました。読よんでいて幸しあわせな気持きもちが溢あふれてくる作品さくひんです。 朗読:山口 沙織

おともだち

おともだち 春日井市立篠木小学校 1年 藤田 美良 ◯くんや△ちゃんという登場とうじょうキャラクターの呼よび名なが物語内ものがたりないにも活いかされており、後半こうはんで驚おどろかされました。特とくに、最後さいごに〇くんのおかあさんが Xになる発想はっそうがとても面白おもしろく、このまま絵本えほんになってもいいほどの完成度かんせいどです。内容ないようも素直すなおで優やさしくて心こころが温あたたまりました。 朗読:藤本 伸江

パタパタプリンの”ちょっと” 残念なお話

パタパタプリンの" ちょっと" 残念なお話 豊明市立三崎小学校 6年 小本 真梨子 オオカミ少年しょうねんの話はなしのオマージュですが、細部さいぶがよく書かけてまとまっています。店主てんしゅがとことん自分中心じぶんちゅうしんの考かんがえなのもおもしろいです。自分じぶんだけが頭あたまがよくて、他人たにんをばかにしていた店主てんしゅが最後さいごの窮地きゅうちにたったときになにもできず、くしゅんとなる様子ようすが目めにうかびます。 朗読:宮腰 裕貴

台風つくえ

台風つくえ 名古屋市立南陵小学校 5年 永井 咲衣 台風たいふうつくえという発想はっそうがとてもユニークで面白おもしろいナンセンス作品さくひんです。台風たいふうつくえのくるくる回まわる勢いきおいが強つよくなる理由りゆうも、勢力せいりょくを弱よわめるための解決策かいけつさくも、本当ほんとうらしく感かんじさせるところがうまいです。解決かいけつもこどもたちでやるところが好感こうかんをもてるし、最後さいごに氷こおりのつぶがついていたというオチも楽たのしいです。 朗読:鞍本 里都

すてねこ

すてねこ 春日井市立篠木小学校 4年 藤田 宇留香 比喩的ひゆてきな表現ひょうげんに隠かくされたものが深ふかそうで、印象いんしょうに残のこりました。ねこをお母かあさんと思おもってしまうユリさんの心こころの中なかや、「大おおきな背せの黒くろい服ふくの男おとこ」が意味いみするものを、もう少すこし読者どくしゃにもわかりやすく説明せつめいできると、さらに良よい作品さくひんになったと思おもいます。 朗読:夏目 みほ

ぼくは今日もけずれていく

ぼくは今日もけずれていく 名古屋市立明倫小学校 5年 大竹 美羽 表現ひょうげんの細部さいぶに読よませる力ちからがあり、読よみ進すすめていくうちに、しっかりと消けしゴムに感情移入かんじょういにゅうさせられました。短みじかい文章ぶんしょうの中なかにいくつもの展開てんかいがあり、ハラハラワクワクとさせられつつ、最後さいごはホロリと泣なかされる・・・。良質りょうしつなショートムービーを観みているようでした。 朗読:みなみ

お兄ちゃんとぼくが!

お兄ちゃんとぼくが! 名古屋市立高蔵小学校 3年 佐野 我龍 「ちぢんでーるーーー!!」や「大大大だいだいだいさんじ」など、元気げんきが良よい台詞せりふにクスッと笑わらいが込こみ上あげました。発想はっそうも面白おもしろいです。入いれ替かわった後あと、主人公しゅじんこうである弟おとうとくんの中学ちゅうがくでの様子ようすが、とてもリアルに表現ひょうげんできていました。また、お兄にいちゃんに入いれ替かわったことで、おにいちゃんを尊敬そんけいして好すきになった気持きもちがよく描かれていて、感動的かんどうてきでした。 朗読:川村 ミチル