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おさんぽ

おさんぽ 愛知教育大学附属名古屋小学校 1年 林 紬麦  とてもスピード感のあるはなしでした。ただ、内容に少しバラつきがあります。登場人物が多いのも、はなしをすすめるのにつらい原因だと思われます。  おはなしを語っている人はだれでしょう?その人の語りをもう少し工夫すれば、とても迫力のある場面をつくり出せると思われます。  でも、この創造力はすごいパワーがあります。これからも、いっぱい書いてください。 (増田喜昭)

ちきゅうからのおくりもの

ちきゅうからのおくりもの 蟹江町立須西小学校 2年 佐藤 花香 広い広い宇宙のはなしの構想がすばらしいです。大きなめぐみのクリスマスツリーが見えてきました。せんそうのない町づくりをはなしの中にとじ込めるのは大変なことですが、地球をひとつの人格としてストーリーを作っているところがよいですね。  もう少し長くすればもっと完成度は高くなるでしょうね。でも、原稿用紙2枚でまとめるのも、ひとつの練習なので、声に出して何度も読んでみて文章をチェックしてください。 (増田喜昭)

あずきちゃんと男の子

あずきちゃんと男の子 名古屋市立田代小学校 2年 村田 誠 シェルターに保護されていた犬を飼った男の子の話です。あずきちゃんと名付けた犬と男の子の心の交流があたたかくすてきで、最後のお手紙はとても感動的です。村田さんは昨年最優秀賞をとりましたが、すごいのは、昨年がロボット、今年がシェルター犬と現代的なテーマを選びながら、それをやさしく心があたたかくなるような楽しいお話に作ってしまうところです。 (藤 真知子) 朗読:飯野久美子

メメのブランコ

メメのブランコ 名古屋市立八事東小学校 2年 藤本千尋 主人公の女の子のメメの気持ちの変化とブランコのふしぎな出来事をシンクロして描くというすばらしい作品です。なんといってもおもしろいのは、ブランコをこいで空高くいったところでブランコがピタッととまってしまうこと。こんな非常事態で降りられなくなったメメを助けようとしたパパにママに弟……。最後はハッピーエンドでうまくいきますが、姉弟のきずなや家族の暖かさを感じます。 (藤 真知子) 朗読:なかむらさりあ

にじいろのあさがお

にじいろのあさがお 北名古屋市立師勝東小学校 1年 小栗百乃果 タイトルからも夢見るようにロマンチックな「にじいろのあさがお」のお話。女の子が落とした種を鳥が虹の原っぱに運んで、にじいろのあさがおがさきます。それを見た女の子が、そうとは知らず、落とした種のことを思い出します。なんという運命の出会い!なんてエモいんでしょう!きれいですてきなふんわりしたお話です。 (藤 真知子) 朗読:堀 優子(劇団劇座)

森のおともだち

森のおともだち 春日井市立篠木小学校 2年 藤田美良 やさしく温かいきもちになれる楽しいお話。「くまさん」がおかあさんを森じゅうさがしても見つからず、しょんぼりと悲しいきもちで家にかえると、森の友だちがみんないて、おかあさんはかごいっぱいのはちみつやイチゴや木の実をもって帰ってきてびっくり!なんとクマさんのお誕生日!というタネ明かしまで、筋の運びもじょうずでわかりやすく、かわいさいっぱい! (藤 真知子) 朗読:木村好江

りゅうとユリの花

りゅうとユリの花 蒲郡市立蒲郡南部小学校 2年 小田 千咲葵 りゅうが空そらで努力どりょくしている情景じょうけいがきれいに浮うかびます。色いろの付ついたようせいたちとユリの花はなの取とり合あわせも楽たのしく、絵本えほんになったときのイメージを持もつことができました。ようせいたちがりゅうに何なにを伝つたえたかったのかが分わかるように書かけると、さらに良よいと思おもいました。 朗読:松山 理映

パパはようせい

パパはようせい 名古屋市立楠西小学校 2年 祖父江 花 こんな主人公しゅじんこうの女おんなの子こがいたらパパはメロメロですね。そして学校がっこうの先生せんせいの優やさしいキャラクターも印象的いんしょうてきです。会話かいわにリアリティが感かんじられ、主人公しゅじんこうの気持きもちの移うつり変かわりも伝つたわるものがありました。読よんでいて幸しあわせな気持きもちが溢あふれてくる作品さくひんです。 朗読:山口 沙織