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おおきなき

愛西市立永和小学校 1年
横井咲良
大きな木が一年を過ごす間に起きる自然のうつりかわりがきれいなお話です。風景の描写がとてもじょうずです。アジサイなどの花や森の動物、作者の犬、どんぐり、枯れ葉、雪、夢などのきれいでやさしくかわいいものをいっぱいちりばめていて、心がほんわかします。やさしくて会いたいなつかしい風景が思い浮かび、心がほっとするすてきなお話です。
(藤 真知子)
 おおきなきのまわりには、たんぼや、はたけがあり、そこのまわりには、しょくぶつが、はえていて、とてもきれいでした。
 そのおおきなきには、どうぶつがいっぱいいました。そこに、わんちゃんがやってきました。そこで、もりのどうぶつもあつまってきて、いっしょにあそびました。いぬも、ねこも、りすも、くまも、きつねも、たぬきもいっしょにいました。わがやのいぬ、くりもきて、いっぱいあそんだりしました。くりは、いつもよるになったら、おおきなきにいってあそんでいました。あさになると、いえにもどってきました。
 そのじきは、あじさいが、さきはじめていました。きれいにさいてしまうと、かれて、なつがきました。そして、あきがきました。そうして、おおきなきには、はっぱがかれはじめました。とてもきれいなあきでした。そして、ふゆがきました。そうして、もりは、しろいゆきにつつまれ、どうぶつたちは、ゆきのそこで、くらしました。
 ふゆのあいだ、りすさんが、あきにためていた、どんぐりのばしょを、わすれてしまったりすさん。らいねんまた、たねが、はえてくるのかなと、ふときがつきました。
 らいねんのあき、こどもたちがもりにやってきて、どんぐりで、たくさんあそんでいきました