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おかしなおふろ

日進市立北小学校 1年
青島采美
ハチャメチャでおもしろいお話。おふろにはいってると、なんと!おふろがうごきだし、二階から一階へ移動してしまいます。たぶんスライムみたいに足がでてきたのでしょう。というのも、お父さんがかえってくると、こんどはおふろは人間へとぐにゅぐにゅと変化してしまったのですから。ユニークな発想で、とっぴょうしもなくおもしろおかしい。
(藤 真知子)
 よる、ぼくといもうとがおふろにはいっているとき、ぼくはおもわずさけんだ。
「おい、おふろがうごいてるぞ。」
「え?もしかしてじしん?」
いもうとがいった。ぼくがドアをあけて
「ちがうぞ!まわりをみろ!二かいにおふろがあるのに、ここは一かいだ!しかもおふろがうごいてる!」
おさらあらいをしているおかあさんがいっ た。
「あらまあ!どうしたの?」
びくびくしながらぼくはこたえた。
「・・・かみのけもからだもあらいおわっ て、おふろにはいったらかってに・・・・・うごいたんだよ。」
「そんなわけないでしょう。」
「でも・・・ほんとだもん。おにいちゃんのいうとおりだもん。」
「そんなわけないでしょう。」
おかあさんがおこった。いもうととおかあさんがけんかをしはじめた。
 けんかをしてるあいだに、ぼくはなにをしようかかんがえた。・・・あ!ぼくはおもいついた。けんかをやめさせよう!めがねとにせもののひげをつなげて、二人にみせて~~二人はけんかをやめるとわらった。クスクス、ワハハハ、フフフ。そのとき、ガチャ リ!おとうさんがかえってきた。おとうさんもぼくのかおをみてわらった。ガハハハ。ワッハハハ。おふろのほうにふりむいた。よくみたら、にんげんになっていた。おとうさんのほうをむいたら、おふろのにんげんにかたをたたかれた。おふろのにんげんがぼくのほうにゆびをさした。そしておとうさんにいった。
「このこだあれ?」
おとうさんがこたえた。
「うちのむすこだよ。」
ぼくもおとうさんに
「このひとだあれ?」
といったらすぐにこたえてくれた。
「おとうさんのかいしゃのしりあいだよ。」