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ぼくたちのリンゴがうばわれた!

名古屋市立東志賀小学校 3年
岡 昂汰
 ひかるくんとげんたくんといっちゃんが、またもやってきました!
 奪われたリンゴを取り返すため、それぞれ特技を活かしてドラゴンをやっつける。スピーディーな展開なのにぎっしりと中身が詰まったお話しですね。三人がとてもユーモラスに描かれていてとても面白いです。昨年に引き続きの受賞ですが、語りのうまさが光っていると思います。
(ながおたくま)
 ガラクタ集めが大すきなひかるくんと、おどってばかりいるげんたくん、いつもぼーっとしているいっちゃんの3人は、まわりからおっちょこちょいと言われていましたが、3人でリンゴ工場をやっていました。
 ところがある日、大きいドラゴンがやって来て、リンゴをたくさんうばっていきました。
「リンゴをかえせー!」と3人は言いました。ドラゴンは、「リンゴはいただいた!」と言って、バッサバッサとつばさの音をたててとんでいきました。
 3人はドラゴンのすむしまに、ぼうけんに行くことにしました。リンゴの木のえだや、そこらへんに落ちていた石を持ち、ボートにのって、ぼうけんに出かけました。
「まずここで、ドラゴンをたおすための材料を集めよう!」とげんたくんが言いました。材料をさがしていると、5mほどの落としあながあり、3人はゴロゴロゴロところげ落ちてしまいました。ここで、ぶきにできそうなとがったかたい岩を手に入れましたが、深いあななので、自力ではのぼれません。
「持って来たリンゴの木のえだで、ハシゴを作ろう!」とひかるくんが言い、ハシゴを作ってくれたので、落としあなからだっ出できました。
 さらに歩いていると、「ドラゴンのすみかが見えたぞ!」とげんたくんが言って走り出しました。しかしそこには、上から火の玉が落ちてくるワナがありました。
「げんたくん‼ 気をつけて‼」とひかるくんといっちゃんがさけびました。
 しかしダンスがとくいなげんたくんは、おどりながら、楽々と火の玉をよけました。
3人は「ワナをかいくぐった!」とよろこびました。
 するとそこへ、小さなドラゴンがあらわれ、「何をしに来たんだ!」と言いました。
 3人は「大きなドラゴンから、リンゴをとりかえしに来た!」と言いましたが、小さなドラゴンは「リンゴはかえさないぞ!」とおこりました。いっちゃんはぼーっとしていますがじつは、しゃてきが百発百中なので、木のえだで作ったパチンコと石を使い、小さなドラゴンをこらしめました。
 すると大きなドラゴンが「子どもをいじめるな!」と言って出て来たので「リンゴをかえして‼」と3人は言いました。
 ドラゴンは「いやだ!」と言ってはげしいたたかいになりました。
 いっちゃんがパチンコで3発ドラゴンに命中させました。ひかるくんはとがった岩で刀を作りドラゴンに切りつけました。げんたくんはおどる時のように手や足を当ててこうげきをしました。
 ドラゴンは「こうさん! 子どもにリンゴを食べさせたかったんだ。ごめんなさい」と言いました。3人は「さいしょからそう言ってくれればよかったのに」と言い、みんなでリンゴパーティーをしてなか直りをしました。