わたしの家のそばに、ココちゃんというメスの犬がいます。しかし、かっているおばあさんがびょう院に入りました。しかたなく、ちかくの人がこうたいでえさをあげています。
ココちゃんは、いつも首わにつながれて、さみしそうに地面に鼻をつけています。そのようすを見たそうた君は、元気になるように首わをはずしました。するとココちゃんは、うれしくて大きな声でワンワンとほえました。それを聞いたいじわるじいさんが「うるさい」と言いました。
そこで、そうた君は、ココちゃんを公園につれていきました。公園では、ココちゃんはわなげをして地面に落ちる前に口にくわえたり、ボールをなげたのを口にくわえて、とりにいきました。かけっこも、ココちゃんが、後足でしっかりけったので一番になりました。
このようにいっしょにあそんだので、いつものさみしいココちゃんから元気なココちゃんにかわりました。
このように毎日元気にココちゃんとそうた君は公園であそびました。
そうた君も、ココちゃんの後足でけるようすを見て、ぐんぐんと走るのが速くなりました。
あきに運動会があり、そうた君は、かけっこに出ました。スタートのあいずで、ココちゃんといっしょにかけっこをしたようすを思いうかべ、ゴールまでしっかりけって走りぬけました。けっかは一等しょうです。みんなびっくりです。お父さん、お母さんも大よろこびです。でも、一番によろこんだのは、ココちゃんです。大きくしっぽをふってワンワンとほえました。
きょうもココちゃんと、そうた君はいっしょに公園であそんでいます。