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おさんぽ

愛知教育大学附属名古屋小学校 1年
林 紬麦
 とてもスピード感のあるはなしでした。ただ、内容に少しバラつきがあります。登場人物が多いのも、はなしをすすめるのにつらい原因だと思われます。
 おはなしを語っている人はだれでしょう?その人の語りをもう少し工夫すれば、とても迫力のある場面をつくり出せると思われます。
 でも、この創造力はすごいパワーがあります。これからも、いっぱい書いてください。
(増田喜昭)
 名古屋にすんでいる、赤ちゃんとお姉ちゃんとお母さんとお父さんが、おさんぽに出かけました。すると、先週はなかった大きな穴に、みんなおっこちてしまいました。すべりだいのように、四人はどんどんすべっていきました。すると、ほかの穴からきたお姉ちゃんと同じクラスの男の子といっしょになりました。お姉ちゃんはびっくりしながら、
「やっほー。きみも穴におちたの。」
と、聞きました。男の子は答えました。
「おさんぽしてたら、おちちゃったんだ。」
 五人はどんどんすべりました。とちゅう、ミミズやモグラのおうちがありました。それに、「おおさか」というかんばんもありました。こんどは、さつまいもが生えていて、赤ちゃんがたべたそうにしていました。
 それから、光とみどり色が見えてきました。なんと、岡山にあるお母さんの小学校のうら山に出ました。びっくりしましたが、岡山にこられてうれしくなりました。男の子も、お姉ちゃんが夏休みに岡山に行ったはなしをきいていたので、とてもよろこびました。そして、お母さんのじっかまでおさんぽして行くと、おじいちゃんとおばあちゃんは、大よろこびで、
「お友だちもいっしょによぉきてくれたね」
と言って、一日とめてくれました。
 つぎの日、五さいのいとこの男の子がきて言いました。
「この穴、ほったから入ってみて。」
みんなはすこし心ぱいでしたが、入ってみることにしました。いとこもついてきました。するとなんと、あっという間に名古屋のおうちのにわまですべってついたのです。みんなはびっくりしましたが名古屋にかえってきてあん心しました。お姉ちゃんはいとこに、
「名古屋にきちゃったけど、どうする。」
と聞くと、いとこは答えました。
「だいじょうぶ、だいじょうぶ。一週間とまっていくよ。」