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サンタのおみやげ

サンタのおみやげ 名古屋市立植田北小学校 3年 大口 弥乃里 クリスマスはサンタにとってあまり嬉しくない日。なぜなら誰にもお礼を言ってもらえないから。とても素敵な発想です。そんなサンタを待っていたのは、子供たちからのプレゼントとお手紙。嬉しいですよね。それで終わるのかと思ったら、その喜びを奥さんにも届けようとするサンタ。世界中が思いやりと優しさにあふれるクリスマスの日を感じます。みんなが笑顔になるお話でした。 (ながおたくま)

友達のしるし

友達のしるし 名古屋市立守山小学校 5年 青山みのり 主人公とユキちゃんの気持ちのすれ違いがとても丁寧に書かれています。時間の経過や季節の表現と心の揺れ動きを重ねる表現がきれいです。離れ離れになってしまった2人を繋ぐタイムカプセルがより2人の絆を深める。ケンカをした事で、この2人は大人になってもずっと仲良しでいるんだろうなと思います。心の交流がとても瑞々しく美しいと思います。きちんと謝る、謝ろうとする姿が見てて嬉しいです。 (ながおたくま) 朗読:栗本 彩 (劇団うりんこ)

一日に9999回回る家

一日に9999回回る家 名古屋市立汐路小学校 5年 片岡玄流 タイトルにまずインパクトを感じました!内容も発想が素晴らしく、ユーモアがあり、新作落語みたいなナンセンスさがとても面白かったです。”家が回っている”そんな奇想天外な様子を絵として思い浮かべながら読みました。メリーゴーラウンドにしたりYouTuberに紹介される展開も楽しいですね!ところで家が回る目的は何だったのでしょう?そこが大事な部分ではないのですが、つい知りたくなってしまいました。 (棚園正一) 朗読:山内庸平

お兄ちゃんとぼくが!

お兄ちゃんとぼくが! 名古屋市立高蔵小学校 3年 佐野 我龍 「ちぢんでーるーーー!!」や「大大大だいだいだいさんじ」など、元気げんきが良よい台詞せりふにクスッと笑わらいが込こみ上あげました。発想はっそうも面白おもしろいです。入いれ替かわった後あと、主人公しゅじんこうである弟おとうとくんの中学ちゅうがくでの様子ようすが、とてもリアルに表現ひょうげんできていました。また、お兄にいちゃんに入いれ替かわったことで、おにいちゃんを尊敬そんけいして好すきになった気持きもちがよく描かれていて、感動的かんどうてきでした。 朗読:川村 ミチル