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きょうりゅうかぞくの大ピンチ

名古屋市立陽明小学校 1年
宮本 凜
ドラマチックで壮大な物語。地球が寒くなってきょうりゅうがぜつめつしたのですが、あるきょうりゅうかぞくは穴を掘り、食料を貯めて冬眠。現代、学者がみつけて家族は目をさまして動物園にいるという、ワクワクする話。冬眠に入るときの描写も細かく書かれ、なにより、大昔と現代にまたがるという展開もロマンがあふれています。
(藤 真知子)
 今から6600まん年まえ、アメリカのダイナソービレッジというまちにおとうさんのティラノサウルスとおかあさんのトリケラトプスと子どものプテラノドンのかぞくがなかよくくらしていました。おとうさんはつよくてちからもちでした。おかあさんはやさしくてりょうりがとてもじょうずでした。プテラノドンの子どもはげんきであそびずきでした。
 ある日のこと、ドッカーンと音がしました。うしろをみるといんせきがおちているではありませんか。そうしているうちに、ちきゅうは、どんどんさむくなってきました。
花、草、しょくぶつがなくなってきました。おとうさんはしんでしまったきょうりゅうの肉、おかあさんはたくさんの草をあつめてきました。そして3人であなをほり冬みんをすることにしました。おとうさんはてがみじかいのでしっぽであなをほりました。おかあさんはあたまのつのをつかってふかいあなをほりました。プテラノドンの子どもはくちばしとするどいつめでてつだいました。
 6600まん年ごアメリカで、きょうりゅうのだいすきな、女のがくしゃがトンカチトンカチと化石はっくつをしていました。すると、「あっ。化石だ。」とがくしゃはさけびました。それは、化石ではなく生きているきょうりゅうでした。そう、きょうりゅうのかぞくが生きていたのです。みんなおどろきました。するともう2じになっていました。2じは子どもがげこうするじかんです。子どもたちもあつまってきました。しんぶんきしゃもやってきました。「生きているきょうりゅうにあえるなんてきせきだ。」とみんなは大さわぎでした。今は、アメリカのどうぶつえんでしいくされているそうです。
 おしまい。