今から6600まん年まえ、アメリカのダイナソービレッジというまちにおとうさんのティラノサウルスとおかあさんのトリケラトプスと子どものプテラノドンのかぞくがなかよくくらしていました。おとうさんはつよくてちからもちでした。おかあさんはやさしくてりょうりがとてもじょうずでした。プテラノドンの子どもはげんきであそびずきでした。
ある日のこと、ドッカーンと音がしました。うしろをみるといんせきがおちているではありませんか。そうしているうちに、ちきゅうは、どんどんさむくなってきました。
花、草、しょくぶつがなくなってきました。おとうさんはしんでしまったきょうりゅうの肉、おかあさんはたくさんの草をあつめてきました。そして3人であなをほり冬みんをすることにしました。おとうさんはてがみじかいのでしっぽであなをほりました。おかあさんはあたまのつのをつかってふかいあなをほりました。プテラノドンの子どもはくちばしとするどいつめでてつだいました。
6600まん年ごアメリカで、きょうりゅうのだいすきな、女のがくしゃがトンカチトンカチと化石はっくつをしていました。すると、「あっ。化石だ。」とがくしゃはさけびました。それは、化石ではなく生きているきょうりゅうでした。そう、きょうりゅうのかぞくが生きていたのです。みんなおどろきました。するともう2じになっていました。2じは子どもがげこうするじかんです。子どもたちもあつまってきました。しんぶんきしゃもやってきました。「生きているきょうりゅうにあえるなんてきせきだ。」とみんなは大さわぎでした。今は、アメリカのどうぶつえんでしいくされているそうです。
おしまい。