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お兄ちゃんとぼくが!

名古屋市立高蔵小学校 3年
佐野 我龍
「ちぢんでーるーーー!!」や「大大大だいだいだいさんじ」など、元気げんき台詞せりふにクスッとわらいがげました。発想はっそう面白おもしろいです。わったあと主人公しゅじんこうであるおとうとくんの中学ちゅうがくでの様子ようすが、とてもリアルに表現ひょうげんできていました。また、お兄にいちゃんにわったことで、おにいちゃんを尊敬そんけいしてきになった気持きもちがよく描かれていて、感動的かんどうてきでした。
 お兄ちゃんとケンカした。くだらないケンカ。少しいやな気もちのままねたぼくは朝おきたら何とお兄ちゃんと入れかわってしまったのだぁー‼
 ぼくは「ぼくのしん長がのーびーてーるー‼」とすごくビックリしていたがお兄ちゃんのほうがビックリしていたのだ‼お兄ちゃんは「ぼ、ぼ、ぼくのしん長や手とかがちぢんでーるーーー‼」とぼくよりもビーックリしていた。
 学校へ行こうとしたがこのじょうたいで学校へ行くと大大大さんじだ。ぼくは中学生の問題なんか1ミリもとけないからだ。どうしたらいいかなんて何もうかばない。とりあえず集合時間や登校時間になったので仕方なくぼくは中学へ、お兄ちゃんは小学校へ行きました。ちなみにぼくは小学校3年生、お兄ちゃんは中学校2年生だ。
 学校へ行くとさっそくピーンチ‼テストをやったのだぁー‼あたりまえだが1問も分からなかった。お兄ちゃんはこんなにむずかしい問題をといているなんてすごいなと思っ
た。
もどってきたテストは、もちろん0点だっ
た。ぼくは「やってしまった。」
 ケンカはしたけど、べん強もがっきも出来るじまんの兄ちゃんのテストを0点にしてしまった。とてもじゃないけど、お兄ちゃんにほうこくできません。だからぼくはすごくおちこんだ。
 お兄ちゃんの親友のゆうまくんが言う。
「お前どうしたんだよ。めっずらしいじゃないか。そんなことじゃいつもかわいいかわいいって言ってる弟くんに笑われちゃうぞ。」
ん?お兄ちゃんいつもぼくのことみんなにかわいいって言ってるんだ。はっずかしいけどうれしくなった。
 そして帰ったらぼくの顔をしたお兄ちゃんとエレベーターの入り口でぶつかった。な、なんと2人が元にもどったのだ‼
 0点のテストをお兄ちゃんに見せたら、お兄ちゃんはとてもおどろいていたけど笑ってゆるしてくれた。ケンカをしてもぼくはお兄ちゃんが大大大好き。